宮島・厳島神社の鳥居の工事が終了!大鳥居のライトアップ見れる

神社

「厳島神社(いつくしまじんじゃ)」は、広島県廿日市市(はつかいちし)の宮島にある神社です。海に浮かぶ神社として荘厳な姿がとても有名で、世界遺産に登録されています。
現在、海上に建つ大鳥居は、改修工事が行われています。
工事期間はいつまででしょうか? 気になりますね。



宮島・厳島神社|鳥居の工事はいつまで?

大鳥居の改修工事は2022年末までに完了する予定のようです。
すでに足場がほぼ取り外されているそうですよ。
2019年6月17日から始まった工事、3年半ぶりに鳥居が見れます。
大がかりな工事でしたね。

厳島神社の大鳥居は1875年の建立から140年以上が経過し、損傷や老朽化が進んでいるため、2019年6月から修復作業の一環として足場に覆われていました。
2022年11月に足場が取り外され、赤い大鳥居を見ることができます。

現在の大鳥居は8代目。
神社の境内の沖合約200mの地に立つ大鳥居は、高さが約16.8m、主の柱はクスノキが使われています。
国の重要文化財に指定されていて、奈良の春日大社・敦賀の気比神宮の大鳥居とともに「日本三大鳥居」として有名です。
干潮時には、歩いて鳥居がある場所まで行くことができます。

1875年(明治8)年に建てられてから140年以上が経過して、損傷や老朽化が進んでいるため、70年ぶりに屋根のふき替え、塗装や部分修理が行われています。

本来なら海の青に映える朱色の鳥居ですが、今は大鳥居を包み込むように巨大な足場が組まれ、ネットに覆われています。

完成すれば、厳島神社のシンボルとして私たちを迎え入れてくれますね。



宮島・厳島神社|鳥居ライトアップが見れる!

宮島では神社周辺をメインに毎日、日没30分後くらいから午後11時までライトアップが行われています。
昼間と違い、水辺に浮かぶ社殿の姿はとても幻想的です。
そして、工事中の大鳥居もライトアップされます。

海に浮かぶ幻想的な大鳥居。
神秘的なライトアップはナイトクルーズがおススメです。
ぜひ、この機会を楽しみたいですね。

宮島・厳島神社|鳥居の工事中ナイトクルーズ情報

宮島参拝遊覧船は通常通り運行されています。
ひとつ注意したいのは、
前日の17時までに予約が入っていない場合、臨時運休となりますので、乗船したい方は前日のお昼頃までに予約すると良いと思います。

便出航時刻到着時刻
17:5518:25
18:3519:05
19:1519:45
19:5520:25
20:3521:05
21:1521:45

【ご予約、お問い合わせ】
宮島参拝遊覧船
0829-44-0888(受付時間 9:00~17:30)
夕方から夜まで1日6便運行。
遊覧時間は約30分。
乗船には事前の予約電話が必要です。



宮島・厳島神社|鳥居は工事中でもなぜ倒れない?

厳島神社の大鳥居の高さは約16m。
4階建てのビルと同じくらいの高さがあり、木造としては国内で最大級の大きさです。

そんなに大きいのにその根元は埋められているわけではなく、ただ地面に立っているだけなんです。
埋め込まれていないのに何で倒れないんだろう?
疑問に思いますよね。

秘密は、鳥居自体の重さと根元の基礎の構造にあります。

鳥居の重さについて
大鳥居の重さは約60トンあります。
しかしこれは、純粋に木材だけの重さではありません。
厳島神社の鳥居は中に小石を入れて、重さを増しているんです。

小石が入っているのは鳥居の屋根の下にある島木と言う部分です。
ここに約7トンの小石が詰められているのだそうです。

根元の基礎の構造について
特徴的なのが、足を支えるために前後に支えがある両部鳥居という大鳥居のかたちです。
鳥居は3本づつ、合計6本の太い足を持っています。
海の中にあるので、しっかりとした基礎があり造られているのかと思っていたのですが、この柱は土の中に埋められていません。大地の上に「立っている」状態なんです。

干潮のときは鳥居に近づくことができます。
鳥居が完成したら、根元の部分を観察してください。

ただ土の上に立っている鳥居が、どうして強風や高波に耐えることができるのでしょうか?

その秘密は、鳥居の重さにあります。
鳥居の重さは60トン。その重さによって、激しい衝撃に耐えているんですね。
そのほかにも、足元には杭が打たれていたり、衝撃を吸収できるように仕掛けが施されていたりと、様々な技術によって自重だけで支えることができるようになっているんです。
平安時代から受け継がれてきたこの技術は、現在世界的に大きな注目を集めています。



宮島・厳島神社|鳥居がある厳島神社とは

「厳島神社(いつくしまじんじゃ)」は、広島県廿日市市(はつかいちし)の宮島にある神社です。ご祭神は、田心姫命(たごりひめのみこと)、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、湍津姫命(たきつひめのみこと)です。

島全体が神さまとされていたために、木を切ったり土を削ることで「ご神体」を傷つけないようにと潮の満ち引きのある場所に社殿が造られたといわれています。

また、その景観が美しいことから、日本三景のひとつ「安芸(あき)の宮島」とされ、1996年には世界文化遺産の認定を受けています。
さらに、社殿の回廊(かいろう)は国宝になっていて、その建築構造の素晴らしさを体感できます。

潮の満ち引きで見える景色がガラッと変わりますので、ゆっくりと時間を作って出かけて頂きたいと思います。。。

全国にある海に浮かぶ鳥居についても書いているので、参考にしてくださいね。

厳島神社の御朱印についても書いているので、参考にしてくださいね。

 



コメント

タイトルとURLをコピーしました