「御寺 泉涌寺」読み方は「みてら せんにゅうじ」
京都市東山区にある真言宗泉涌寺派の大本山です。あの中国の美女として有名な楊貴妃をモデルにしたという楊貴妃観音があり、縁結びのご利益があると言われています。
「御寺 泉涌寺(みてら せんにゅうじ)」をご紹介します。
泉涌寺〈京都〉楊貴妃観音について
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泉涌寺の大門を入って左奥にあるのが、重要文化財の聖観音像が安置されている楊貴妃観音堂です。
観音堂に安置されている観音像は、南宋から帰国した月輪大師(がちりんだいし)の弟子である湛海律師(たんかいりつし)が、建長7年(1255年)に南宋から持ち帰り泉湧寺に安置しました。
8世紀の中国・唐代の皇帝玄宗が楊貴妃を偲び造らせたと伝承され、その美しさから楊貴妃観音と呼ばれ信仰されています。
安置以後700年のあいだ秘仏とされていましたが、1955年(昭和30年)から一般に公開されています。
宝相華唐草(ほうそうげからくさ)の透かし彫りの大きな宝冠には、カラフルな色彩が残り、頭髪にも極楽の花である宝相華が飾られています。さらに手にも宝相華を持っていらっしゃいます。顔立ちは 日本の仏像にはないエキゾチックな造形で、面長で目鼻立ちが美しく彫りが深い、そして写実的な彫刻となっています。
観音様はまるで生きているように美しいお姿をされていました。
本当に美しいお顔立ちなので、一度拝むと忘れられないと思います。
泉涌寺〈京都〉楊貴妃観音ご利益は縁結び、美人祈願
泉湧寺楊貴妃観音
Wooden statue of Yokihi (Princess Yang Guifei)
Yuyo-ji temple, Kyoto pic.twitter.com/V8Z0XJdd3e— 阿部 隆 Abe Takashi (@abeaten_) September 12, 2017
ご利益は美人の楊貴妃にあやかって美人祈願、良縁祈願のご利益があるとのことで、女性に人気のパワースポットです。
クレオパトラ、楊貴妃、小野小町。
日本では、この3人の女性が「世界三大美人」として知られています。
このことから揚貴妃にあやかろうと、女性に人気があり信仰を集めています。
また、楊貴妃観音には縁結びのご利益があると言われています。
お参りすると女性は美人に、男性は美人に出会うと言われているんです!
これは絶対にお参りしないとですね!
芸能界では、石田純一さんがこちらをお参りして、良縁祈願をしたら東尾理子さんと出会い、今度は一緒に縁結びをしに泉湧寺に行って、結婚できたというエピソードがあります。
子宝にも恵まれていらっしゃるので、本当にご利益があってのでしょうね~。
このエピソードが話題になり、良縁祈願を願う女性たちが全国各地からお参りにいらっしゃるそうですよ。
相手がいない方は「良縁守り」
意中の相手がいる場合は「縁結び守り」
がオススメです。
泉涌寺〈京都〉楊貴妃観音、お守りはある?
泉湧寺にはたくさんのお守りがあります。
楊貴妃観音のお守りは3種類です。
【楊貴妃観音 美人祈願守り】
一番人気のお守りです。
楊貴妃観音像のお顔が美しいことから、「美人になりますように」と、願掛けに訪れる女性が絶えないのだとか。
いくつになっても、女性は美しくありたいと願いますよね。
容姿だけでなく、心の美人になれるご利益もあると!
自分のために購入するほか、友人へのお土産としても人気が高いようです。
また最近では、美人祈願だけでなく良縁を願う女性や、カップルもこちらにご利益を求めて訪れるそうです。
【美人祈願 貝御守り】
小さな貝に十二単の女性がデザインされたお守りです。
【楊貴妃観音 お守り各種】
交通安全、美人祈願、良縁、縁結、開運、安産、心願成就
幸福になるための良縁をつないでくれる効果が高いとあって、こちらは自分用に手に入れる女性が後を絶たないんだとか。
相手がいない方は「良縁守り」
意中の相手がいる場合は「縁結び守り」
がオススメです。
もちろん男性も効果があります。
泉涌寺〈京都〉のプライベートプレミアム特別拝観
スペシャルな拝観のお知らせです。
普段は拝観できない、舎利殿や霊明殿の拝観や文化体験
僧侶による解説など、2時間たっぷり泉涌寺の魅力を体感することができます。
「特別な時間、特別な泉涌寺」をゆっくり楽しみたい方には嬉しいですね。
プライベートプレミアム特別拝観はWEBからの申し込みになります。
私も早速、予約したいと思います。
泉涌寺のプライベートプレミアム特別拝観は午前と午後の毎日2回実施。
2名から最大8名様までです。
実施時間
午前の部 9:30〜11:30
午後の部 13:30〜15:30
所要時間
約2時間
拝観料金
お一人様 10,000円(税込)
中学生以下は無料
オプション
生菓子・抹茶付き(お一人様+1,500円)
お弁当付き(お一人様+3000~5000円)
泉涌寺〈京都〉へのアクセス
【住所】
〒605-0977 京都府京都市東山区泉涌寺山内町27
【電話】
075-561-1551
【参拝時間】
9:00~16:30
(但し、12月1日~2月末日までは16:00まで)
【参拝料金】
伽藍拝観¥500(中学生以下は小人料金¥300)
特別拝観¥300(小学生以下は同伴者がいる場合は無料)
【交通】
電車・バスでのアクセス
泉涌寺は、JR奈良線・京阪本線東福寺駅より徒歩20分のところにあります。京都市バスの泉涌寺道停留所も歩いて15分のところにあるので、バスを利用するのも良いでしょう。泉涌寺までの道は上り坂になっているので、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
車でのアクセス
車で訪れる場合は大門前に無料の専用駐車場(30台)があるので、そちらに駐車しましょう。阪神高速道路8号京都線鴨川西出入口より約10分。また、名神高速道路京都南ICより約20分、京都東ICより約25分で到着します。
まとめ
「御寺 泉涌寺(みてら せんにゅうじ)」の楊貴妃観音をご紹介しました。
2021年10月、11月NHK趣味どきっ! アイドルと旅する仏像の世界(第4回)で楊貴妃観音、三世仏が紹介されています。要チェックです。
映画のロケにも使われているようなので、どんな映画になるのか、今から楽しみです。
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