初詣はいつからいつまで?2022年は分散参拝する?幸先詣とは?

季節の行事

コロナ禍で迎える2022年のお正月。
全国の神社やお寺では、分散参拝(ぶんさんさんぱい)を呼びかけています。
昨年からは、お正月の縁起物を年内から受けることができる「幸先詣(さいさきもうで)」も注目されています。
分散参拝はいつからいつまで?ご利益は変わらない?と、心配する声もありますね。
2022年の初詣、分散参拝、幸先詣をご紹介します。



コロナ禍で迎える2022年の初詣はどうすればいい?

全国の神社やお寺では、初詣は時期をずらす 分散参拝(ぶんさんさんぱい)を呼びかけています。

初詣は、一年の無事と平安を祈願するためにも、ぜひ行きたいですよね。
しかし、初詣は大勢の人で混雑が予想されます。
オミクロン株で “第6波” が不安視されるコロナ禍では、混雑する場所は引き続き避けたいですね。
このような状況から神社やお寺では、密の回避や感染対策の一環として、昨年は「幸先詣(さいさきもうで)」や「祈祷したお札の郵送」など、さまざまな取り組みを実施していました。

2022年の初詣も密を避ける行動が必要になると思います。
一人ひとりが感染対策を行って、一日も早くコロナ終息する日が来るように努めたいですね。



分散参拝の初詣、2022年はいつ行けばいい?

多くの神社やお寺では期間の幅を持たせています。
昨年からは年内に初詣に行く 幸先詣(さいさきもうで)というお参りのスタイルを取り入れている神社やお寺があります。
また新年は、3月頃まで初詣期間を定めているところもあります。
いつもお参りする神社やお寺はどうでしょうか?
お参りに行きたい神社はお寺はどうでしょう?
気になる方は公式ホームページなどで確認してみてくださいね。

分散参拝の初詣、幸先詣とは?

「幸先詣(さいさきもうで)」とは
新型コロナウイルス感染予防対策として、初詣の分散を目的としたお参りのスタイルです。
2020年に呼びかけが始まり全国各地の多くの神社やお寺に広がりました。

命名の由来は「幸先よく新年を迎えられますように」という願いが込められているそうです。

特徴は、年が明けた初詣に授与していた破魔矢(はまや)・熊手(くまで)などの縁起物を年内に授与して頂けるところです。
はやいところでは、12月1日から幸先詣をおこなっているところもあります。

年内にお詣りをする「年末詣」を紹介しましたが、年末詣は昔からあった風習です。
しかし、今回の「幸先詣」は新型コロナウイルス感染予防対策として考えられた新たな試みです。

年末詣について詳しく書いているので参考にしてください。



分散参拝の初詣、分散参拝はいつからいつまで?

分散参拝(ぶんさんさんぱい)は、初詣の時期をずらしてお参りすることです。

初詣は正月三が日にお参りするかたが多く、お正月のニュースでも人出が多い神社お寺のランキングが発表されるほどでした。
しかし、新型コロナウイルスの影響を受け、各地の神社やお寺では「密」を避ける取り組みのひとつとして分散参拝を呼び掛けています。
全国の神社を包括する「神社本庁」も「ご利益は変わらない」として、分散参拝に理解を求めています。

年内はいつまで?
年内にお参るする幸先詣は、はやいところでは 12月1日 から始まっています。
12月31日の大みそかまでは幸先詣になりますね。
年内にお参るする年末詣(ねんまつもうで)は、昔から神さまのパワーが強いといわれ、お参りするのに縁起があるといわれています。
人出も少なく、ゆっくりとお参りできるのでとてもおススメです。
また12月31日は、年越しの大祓(としこしのおおはらえ)という神事が行われる神社も多いです。
一年のけがれを清めてもらえますので、こちらもおススメです。

年末詣(ねんまつもうで)と年越しの大祓(としこしのおおはらえ)については、別の記事で詳しく書いているので、参考にしてください。

新年はいつまで?
分散参拝の期間は特に決まりはありません。
神社やお寺によって1月末、2月、場所によっては3月頃まで初詣とするところもあります。
初詣に行きたい神社やお寺の公式ホームページで確認してみてくださいね。



分散参拝の初詣、東京や大阪の神社やお寺は?

分散参拝をおこなっている主な神社やお寺をまとめてみました。

1月中を初詣期間とする主な神社、お寺

北海道神宮北海道札幌市1月中を目安とした参拝を推奨
生田神社兵庫県神戸市1月中にかけての分散参拝を推奨
八坂神社京都府京都市1月中を初詣期間とし、分散参拝を推奨

2月頃まで
を初詣期間とする主な神社、お寺
東京大神宮東京都千代田区12月から2月にかけての分散参拝を推奨
鶴岡八幡宮神奈川県鎌倉市12月~節分(2月3日)まで縁起物を授与
鹿島神宮茨城県鹿嶋市年末から、節分(2月3日)までの初詣を推奨
大阪天満宮大阪府大阪市正月三が日を避け2月節分頃までの分散参拝を推奨
大神神社奈良県桜井市2月7日頃までの分散参拝を推奨
霧島神宮鹿児島県霧島市12月1日~2月28日まで縁起物を授与

東京大神宮の初詣については別記事で詳しく書いています。
参考にしてください。

3月以降も初詣対応を行う主な神社、お寺

住吉大社大阪府大阪市12月1日~3月31日まで新年ご祈祷や縁起物を授与
太宰府天満宮福岡県太宰府市12月1日~3月31日まで新年ご祈祷や縁起物を授与

※日付は分散参拝を推奨する上での目安です。
期限に関する最新情報は、各社寺の公式ホームページなどでご確認ください。



まとめ

分散参拝についてご紹介しました。
新型コロナウイルス感染対策として、神社やお寺の取り組みで始まった幸先詣もご利益には変わりないので、ゆっくりと参拝したい方にはおススメです。

分散参拝は新しい初詣のスタイルになるかもしれませんね。
密を避け幸せを祈りましょう。



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