おみくじは結んだ方がいいの?大吉は持ち帰る?意味と理由を解説!

豆知識

神社やお寺に行ったら、おみくじを引きますね。
おみくじを引いたら、結びますか?持ち帰りますか?
どうするのが良いか迷うことはありませんか?
おみくじのルールを詳しく知っておきたいですよね。

詳しく説明しますね



おみくじを結ぶ理由とは?

おみくじを結ぶ には、いろいろな意味があるようです。

なぜ結ぶのかというと・・・

・結ぶことで神さまと縁を結ぶと考えられている
神さまと縁を結ぶことができ、運気が上昇すると考えられています。

・凶をその場所にとどめる
悪い運気を境内にとどめてもらい、神さまに守って頂きたいと願うという意味があります。

・木々が持っている生命力にあやかり、悪い結果を良い方向へ向かわせる
おみくじを木の枝に結び、木が持っている生命力と、自分の願いを結びつけるという意味が込められています。
これからどんどん伸びていく枝に結ぶことで、運気を上昇させるという願いが込められています。

・凶のおみくじは利き腕と反対の手で結ぶと凶が吉と転じる
自分の利き手と反対の手で結ぶという、困難なことを一つやりとげることで、凶が吉に転じるとされています。

日本では昔から「結ぶ」ということは、「縁を結ぶ」「事が実を結ぶ」など、良い結果がでるようにという縁起がよいこととされていますね。
おもてなしの気持ちが込められていたり、人とのつながりを表していたり、とても深い意味があります。
おみくじは、神さまとの良いご縁を願い、感謝の気持ちを込めて結ぶようにしましょうね。



おみくじの結ぶ場所は決まっている?

おみくじを結ぶ場所を「おみくじ掛(かけ)」と呼びます。
場所によっては、「おみくじ結び所」「おみくじ納め所」などの名前で呼ばれています。

ひもを何本も渡した掲示板のようなつくりが一般的です。
ひもにおみくじを結びます。

「おみくじ掛」に結ばれたおみくじは、定期的に外してお焚き上げして頂けるようです。
願いが届くように祈って頂けるのは嬉しいですね。



おみくじを結ぶ理由、結び方に決まりはある?

おみくじの結び方には細かなルールはありません。
大切なことは、「感謝の気持ちを込めて丁寧に扱う」ということでしょうか。

おみくじは縦長の紙で作られていることが多いので、細長く折って結びやすくなると思います。

また、おみくじの結び方に、「自分の利き手と反対の手(多くの人は左手)だけで結ぶと良い」という説があります。
利き手ではない、それも片手でおみくじを結ぶのは、相当困難な作業です。
だからこそ「困難を達成した=難しい願い事も叶う」という願掛けになるそうです。

両手で結んでもご利益に変わりはないと思いますが、願掛けとして片手でチャレンジしてみるのも良いと思います。



おみくじを結ぶ理由、大吉は持ち帰る?

縁起の良い「大吉」や「吉」は、持ち帰る人が多いようですが、決まりはありません。
「さらに運気を上昇させ、願いを叶える」という意味を込めて、結んで帰っても良いみたいです。

『結ぶ』ということは、神さまとご縁を結ぶことにつながります。
お願いやおみくじの内容がしっかりと結ばれるように、気持ちを込めて結ぶと良いと思います。

おみくじに書かれている内容は、神さま仏さまからのメッセージです。
吉凶にかかわらず、その内容をこれからの生活に役立てることが大切だと思います。

ちなみに、私はいつも持ち帰っています。
細かく書いていある「待ち人」「仕事」「恋愛」などは、何度も読み返したいな、と思っているからです。
家に持ち帰った時は気をつけていることがあります。
・おみくじを粗末にしない。
・自分が決めた清い場所に置く。

「おみくじマイルール」を作ってみるのも良いと思いますよ。



おみくじを結ぶとき、破れたらどうすればいい?

おみくじを結ぼうとした時に敗れてしまったら、本当に縁起が悪いのでしょうか?

■おみくじが破れてしまったことで気になることは?
・縁起が悪い?
・バチが当たる?
・不吉なことが起こる?
・ご利益がなくなる?
・運気が下がる?
・神様に失礼?
などがありますよね、心配でますます不安な気持ちになってしまいますが、大丈夫。
結論から言えば、何も問題はありません!

破けたからといって、神さまが怒ったり、何か悪いことを引き起こしたりすることはないそうです。おみくじは、神さまからのメッセージなので、おみくじに書かれている「内容」が重要で、読むことが大事なので破れたからといって運気が下がるとか、バチが当たるとい心配はありません。

私も以前、破いてしまったことがあり、しょんぼり落ち込んでしまいました。
どうして良いのか分からず、神社の方に聞いてみたら、「破れてしまったからと言って、運気が下がるとか、バチが当たるとい心配はありません。
書いてある内容は神様からのメッセージなので、よく読んでお役立てください。」と優しく教えて頂きました。
それからは、おみくじを引いた時には、書かれてあるメッセージを丁寧に読むことにしています。

破れて結べない!そんなときの対処法
おみくじは破れても大丈夫!ですよ。
おみくじは必ず結ばなければならないという決まりはありません。
大切なのは、いただいたメッセージをきちんと受け止めることです。
結ぶか持ち帰るかは、その時々の状況や、自分の気持ちで決めると良いと思います。

破れたおみくじですが、
持ち帰る場合は、丁寧に折りたたんで、お財布や手帳など、に挟んで帰るといいですね。
持ち帰ったあとは、おみくじに書かれていることを見返し、ときどき自分が進む方向を確かめて過ごしていけばいいと思います。
持ち帰りたくない…という場合は、無理に持ち帰る必要はありません。
その場合は、神社やお寺に設置されている納札所にお納めして帰ると良いと思います。

まとめ

おみくじの結ぶ理由や意味、結び方などをご紹介しました。
おみくじは神さま仏さまからのメッセージ。
凶を引いても必ずしも悪い運勢というわけではありません。
おみくじに書かれている内容をしっかり読んでみてください。

結んでご縁を深める方法、持ち帰って書いてある内容をふりかえる方法、ご自分に合ったマイルールでおみくじを頂いてみてくださいね。

おみくじの運勢の順番や意味については、以下の記事に詳しくまとめています。

 



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