倶利迦羅不動寺〈石川県〉ご利益は?指輪のお守や御朱印も併せて紹介

お寺

倶利迦羅不動寺(くりからふどうじ)は 富山と石川の県境に位置している、高野山真言宗の別格本山にあたるお寺です。
日本三大不動尊のひとつで、年間を通じ全国から多くの参詣者が訪れます。
ご利益、珍しいお守り、年中行事など、倶利迦羅不動寺の魅力をご紹介します。

倶利迦羅不動寺のご利益は?

倶利迦羅不動寺(くりからふどうじ)の ご利益は、家内安全・商売繁盛・交通安全・開運厄除など。私たちが祈るさまざまな願いが、お不動さまの智慧の炎によってかなえて頂けます。

和光塔は、ご利益 がいっぱい。
ご利益で注目は、山頂本堂の境内にある 和光塔 です。
塔の下には、四国八十八ヶ所の霊場にある お砂が納められていています。
塔を一周すると、四国八十八ヶ所の霊場をお参りした ご利益 が頂けるそうです。
四国八十八ヶ所のお遍路(へんろ)で頂けるご利益は、健康、病気平癒、厄払い、安産祈願などです。
倶利伽羅不動寺をお参りすれば、遠くはなれた四国のお寺のご利益も頂けるなんて、ありがたいことですね~。

本堂・鳳凰殿では ご祈祷 も。
ご祈祷を受けて、お不動さまに守って頂きましょう。
厄除祈願、安産祈願、百日詣り、七五三詣り、車両祈願の他にも、先祖や水子供養など

毎日二回「護摩法」が行われています。
護摩法とは、護摩木(ごまぎ)という特別な木を炎で焚いて、お不動さまに祈る法です。
護摩木(ごまぎ)は、願い事、氏名、年齢を書き、志納と共に納めると、焚き上げて頂けます。
ありがたい護摩法におまいりして、お不動さまのお力で願いがかなえられるといいですね。

ご魔法 受付時間
・山頂本堂 10:00~ 14:00~
・鳳 凰 殿 12:00~ (土日祝・縁日のみ)



倶利迦羅不動寺のお守りは、「ゆびわ守」で守って頂きましょう

倶利迦羅不動寺(くりからふどうじ)では、たくさんのお守りを頂くことができます。

なかでも、珍しいお守りが「ゆびわ守」
災難悪病よけにご利益があるそうです。
洋銀製の指輪には、龍が刻印されていてとても素敵です。
この指輪を求めて県外からの参拝者もいらっしゃるとか。
フリーサイズなので、男女問わず身に付けることができますよ。
お不動様と常に一緒!って、いいですね。
「災難悪病よけ」守って頂けますね!

「厄病除呑札(やくびょうよけのみふだ)」
「南無倶利迦羅不動尊」と書かれている3センチほどの薄い和紙のお札です。
この呑み札を飲むと、病気が治るなどの御利益があるようです。
いつでも頂けるようではなさそう・・・。
折に触れてお参りしてみてください。

その他、秋になると境内にある「ぎんなんの実」を頂くことができます。
季節限定の食べるお守りですね!
昔から、ぎんなんは”難が去る”と言われています。
お寺の境内のぎんなんには、お不動さまのお力がたくさん詰まっていますよ!

鳳凰殿の少し変わった「一願成就の絵馬」も、お薦めです。
御利益があると参詣者に人気の絵馬で、絵馬にお願いごとを書いて結ぶだけでなく、中央の丸いお札をお守り袋に入れ持ち帰ります。

絵馬の一部を身近に持ち歩くことで、お不動さまへの願い事を常に心に浮かべ頑張ることができますね。



倶利迦羅不動寺の御朱印は?


倶利伽羅不動尊の御朱印は、流れるような筆の運びで、とても素敵ですね。

その他、季節に合わせた印を押して頂ける限定の御朱印もあり、こちらも素敵!
お寺には季節ごとに花や緑が目に鮮やかです。
四季を感じてお参りしたあとに頂ける限定の御朱印、どんな印を押して頂けるか楽しみですね。
お参りの時は、「御朱印帳は忘れずに!」



 

倶利迦羅不動寺のイベント万灯会、燈籠流しは必見!

倶利迦羅不動寺(くりからふどうじ)で注目したいイベントは、8月15日に行われる「万灯会(まんとうえ)」です。

「万灯会(まんとうえ)」
「万灯会」とは、今までの罪を悔い改め、私たちが受けてきた様々なご恩に報いるために、お灯明をともして供養する行事です。
鳳凰殿では、お堂を中心に境内一面にお灯明がお供えされます。また境内にある大きな池には、ご先祖さまへの送り火として灯篭を流します。
夕暮れに送り火の灯りが境内いっぱいに広がるさまは、この世とあの世をつなぐ光のように見えてきます。
当日は、フォトコンテストやコンサートなども開催されていますので、一度足を運んでみてください。
ご先祖さまや仏さまとご縁を深くして頂けると思います。

その他にも、毎日・毎月・季節の行事で、お不動さまに会えますよ!

毎日のご魔法
・山頂本堂 10:00~ 14:00~
・鳳 凰 殿 12:00~ (土日祝・縁日のみ)

毎月のご縁日
ご縁日には、ご本尊のお不動さまの扉が開かれますので、たくさんの参拝者がお不動さまに手を合わせます。
※ご縁日:毎月1日 ・ 第一日曜日 ・ 毎月28日

初詣にあたる「初護摩法」が1月1日~8日迄行われます。

2月には涅槃会
「涅槃団子(ねはんだんご)」がお供えされ、法要のあと「涅槃団子まき」が行われます。
この涅槃団子を食べると、無病息災で過ごせるといわれています。
また、お守りとして持ち歩くと災難除けになるともいわれております。

春と秋には大きな護摩法が行われます。



倶利迦羅不動寺には、「山頂本堂」、優雅な「西の坊鳳凰殿」があります

倶利迦羅不動寺(くりからふどうじ)は 富山と石川の県境に位置しています。

倶利伽羅山不動寺は、高野山真言宗の別格本山にあたるお寺です。
今から1300年前、インドの高僧・善無畏三蔵法師(ぜんむいさんぞうほうし)によって開かれた古い歴史を持つお寺です。
山頂本堂がある奥の院には、全国でも珍しい黒龍が巻き付いた剣を持つ「倶利伽羅不動明王」をご本尊としています。
(法師が彫刻したと伝えられてます。)

それから約100年後の弘仁三年(812)に、弘法大師が諸国を巡る途中で、不動明王を拝され、あまりの有難さに扉を閉められ、本尊と同じ不動尊像を彫り、御前立(おまえだち)の不動尊として奉安されたと言われています。

この歴史ある倶利伽羅不動寺は、千葉の成田不動尊、相模の大山不動尊とともに、日本三大不動尊。年間を通じ全国から多くの参詣者が訪れます。

立山連峰まで望めることができる「山頂本堂」
全国でも珍しい黒龍の剣を持つ黒いお顔の不動尊。
不動明王のお姿は厳しく怖いイメージがありますが、倶利伽羅不動尊のお姿は、迫力はありながら、どこか慈悲深いお顔をされています。

山頂の空気はキリッと澄んでいて、引き締まる思いがします。そしてお不動さまに背中を押されるように感じます。パワースポットですね。

「奥の院」には、今から約1300年前に、善無畏三蔵法師が敬刻された倶利迦羅不動明王が奉安されております。
こちらのご本尊様は三年に一度御開帳されます。
2018年に開山1300年の特別ご開帳がありましたので、2021年にご本尊様がご開帳されますね。

荘厳でとても優雅な「西の坊鳳凰殿」
山頂本堂から倉まで10分ほどのところに、伽藍復興事業として再建された「西の坊鳳凰殿」があります。

西の坊鳳凰殿は、樹齢千年のヒノキを使った左右75メートルの木造寝殿造り。
荘厳でとても優雅な建造物です。
主殿となる三仏堂には、不動明王・薬師如来・千手観音に手を合わせることができます。
また、地下の「戒壇巡り(かいだんめぐり)」(有料)も出来ます。

鳳凰堂は建物だけでなくその庭園も見所がいっぱい。
寝殿造りならではの優雅で華やかな日本庭園は、いつ訪れても四季折々の花々が心を和ませてくれます。

また中央に配置された池は「心」の文字を表します。本殿の渡り廊下から望むと、その形がよく解りますよ。

御朱印は山頂本堂、鳳凰殿、両方で頂けます。
期間限定で押して頂ける季節も印もありますので、一年を通じお参りしてみてください。

自然の魅力も見どころのひとつ
倶利迦羅不動寺(くりからふどうじ)は春、八重桜の名所でもあります。
毎年、4月28日~5月5日が「八重桜まつり」とのことで、お花見を楽しむ参拝者でにぎわいます。
また秋の紅葉も素晴らしき景色を見せてくれる有名な紅葉スポットです。

祈りと自然の魅力、癒されるパワースポットですね。


俱利伽羅不動寺の駐車場、アクセス方法

□山頂本堂の駐車場
お寺の「入口」と少し離れた「古戦場本陣跡」近くに駐車場があります。

□鳳凰殿の駐車場
お寺の目の前に広い駐車場があります。

□アクセス
・車
北陸自動車道
小矢部ICより車で20分
金沢東ICより車で40分

・電車
IRいしかわ鉄道・JR七尾線
津幡駅下車タクシー20分

□基本情報
<倶利迦羅不動寺 山頂本堂>
〒929-0413
石川県河北郡津幡町倶利伽羅リ-2
電 話 076-288-1451
FAX 076-288-0310
受付時間 9:00~16:00

<鳳凰殿>
〒929-0426
石川県河北郡津幡町竹橋ク128
電 話 076-288-1828
FAX 076-288-1830
開門時間 9:00~17:00



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