萬福寺〈京都宇治〉御朱印、お守りは魚梆が人気!蓮の花も名所

お寺

京都・宇治にある萬福寺は、江戸時代初期、中国からやって来た黄檗宗(おうばくしゅう)の開祖・隠元禅師(いんげんぜんじ)によって開かれたお寺です。
中国と日本の文化が融合するお寺の御朱印はどんなものでしょうか?
ユニークなお守りも人気が高いみたいですね。
また、蓮の花の名所としても有名です。
見てきましょう!



萬福寺〈京都・宇治〉御朱印は5種類


萬福寺では、本堂である大雄宝殿(だいほうおうでん)・魚梆(ぎょほう)(開梛:かいぱん)・韋駄天など通常5種類の御朱印が頂けます。
また、季節や行事に合わせた限定御朱印が出されることがあります。
また、いろいろな種類の御朱印帳もあるので、眺めていて欲しくなった場合や御朱印帳を忘れたときも心強いですね。
お気に入りの一冊を見つけてください。

御朱印の基本情報
• 御朱印の種類:通常5種類
• 御朱印の料金:300円
• 時間:9:00〜16:30
• 場所「斎堂」の開梛にある朱印所・売店

御朱印を頂くときは、必ず先に本堂である「大雄寶殿(だいおうほうでん)」でお参りをしましょう。そのほかにも仏さまがいらっしゃいます。御朱印はお参りが終わってから頂くようにしましょうね。


①大雄宝殿
萬福寺の本堂・大雄宝殿(だいおうほうでん)の御朱印です。
大雄宝殿は、中国や朝鮮の寺院で本堂を意味する言葉です。

②布袋尊の御朱印
天王殿に祀られている布袋さまの御朱印です。
金色に輝く布袋様は弥勒菩薩(みろくぼさつ)の化身とされ、都七福神の1つに数えられています。
この穏やかな笑顔を見ていると、幸せな気持ちになってきますね。

③萬徳尊の御朱印
萬徳尊の御朱印です。

④韋駄天の御朱印
韋駄天(いだてん)の御朱印です。
勇ましくりりしいお顔立ちの仏像です。

⑤魚梆の御朱印
魚梆(ぎょほう)の御朱印です。
魚梆をモチーフにした朱印がかわいらしいですね。
文字が横向きなのも特徴的かもしれません。

魚梆は納経朱印所近くに吊るされています。
開梆(かいぱん)ともいいます。
叩いて食事や法要の時を知らせるためのもので、木魚の原型といわれています。
現在は3代目とか。



萬福寺〈京都・宇治〉お守りやグッズは魚梆が人気


萬福寺で特に人気があっておすすめのお守りの一つに「開梆(かいぱん)お守り」があります。
「開梆お守り」は、「斎堂」にある開梆:魚梆(ぎょはん)をモチーフとしたかわいらしいお守りとなっていて評判が良いみたいです。

魚梆(ぎょはん)
斎堂前にある魚板で木魚の原型となったものだそうです。時を知らせるものとして今も使われています。現在使われている魚梆はたしか3代目とか。
初代の魚梆は文華殿で見られます。
働き過ぎ?で、(たたかれすぎて)ものすごく凹んでました。
この魚梆の小さいレプリカが三門入ってすぐのところにあり、実際にたたくことができます。

魚梆(ぎょはん)がくわえている玉は、貪・瞋・痴(どん・じん・ち)の3つの人間が持っている根本的な3つの悪徳を表しています。
このお守りを持っていることでそれらをいましめて心を落ち着かせる効果を得られるとされています。

さまざまな種類のお守りやグッズが充実
境内にあるショップには、布袋さんや開梆などをモチーフにしたお守りやおみくじ、グッズが充実しています。
自分用としてはもちろん、お土産やプレゼントなどにもおすすめです。

・ころんと可愛い「布袋おみくじ」
・ツゲの木を彫った「魚梆守り」
・福を授かりそうな「布袋守」
・魚梆グッズ 三色手ぬぐい



萬福寺〈京都・宇治〉蓮の花の名所です


萬福寺は蓮の花の名所としても知られています。
約60品種、約160鉢のハスが色とりどりの花を咲かせます。
6~7月に開花し、夏には境内に並ぶ蓮鉢に華やかな蓮の花が咲きそろいます。
見頃の時期は、7月上旬から8月中頃までです。

中でも吉兆を呼ぶという、一つの茎に二つの花をつける「双頭の蓮」は必見です。
たくさんの種類の鮮やかな蓮の花。
伽藍を背景にした絵になる蓮の花。
青もみじなどの緑に映える美しい蓮の花など。
いろんな見方が楽しめます。

蓮の花は朝に咲きます。
綺麗な蓮の花を見たい方は、朝に訪れて下さいね。



萬福寺へのアクセス

黄檗宗大本山 萬福寺
住所 宇治市五ケ庄三番割34
電話 0774-32-3900
拝観時間 9:00~17:00(受付は16:30まで)
拝観料 -
大人 500円
大学生・高校生 500円
中学生 300円
小学生 300円

交 通
JR奈良線「黄檗」または京阪宇治線「黄檗」駅下車 徒歩5分

車の場合
滋賀方面からの場合、京滋バイパス「宇治東IC」から5分
大阪方面からの場合、京滋バイパス「宇治西IC」から10分

駐車場料金 -
普通車 最初の90分:500円 超過30分毎に200円



まとめ

黄檗宗大本山 萬福寺の御朱印、お守りやかわいいグッズたち、蓮の花の名所についてご紹介しました。
京都の宇治で隠元禅師が開かれた中国スタイルのお寺をお参りしてみてください。
場内の参道には、正方形の敷石が菱形に敷き詰められています。龍の背のウロコをイメージしたもので、萬福寺の僧侶ではこの石に立てるのは住職のみとか・・・。
お寺はとても広いので、歩きやすい靴がおススメです。

中国の精進料理、普茶料理も楽しめます。

仏像も必見です!

 

また境内には、隠元ゆかりの黄檗樹(おうばくじゅ)和名:キハダが植えられています。
黄檗は、漢方薬や黄色の染料としても活用されています。



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